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出水散策-こんな素晴らしいところがあったんやねえ(その2) [サイクリング]

 武家屋敷を後にした我々は次に出水の特攻慰霊碑公園を目指します。特攻基地は全国にあったんですが鹿児島にはとりわけ多かったようです。知覧や鹿屋は有名ですがここ出水にもあったんですね。

☆衛兵塔

  上にあった塔はなくなってますね。

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この図からかなり大きな基地だったことが分かります。元々は訓練基地だったようですが戦争末期の混乱の中、全国からパイロットが集められ次々に飛び立って南海に散っていったんですね。
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ここは公園になっていて死亡が確認された方の名前を刻んだ石碑が立っています。我々はいつまでもこの歴史をこの犠牲を忘れてはいけませんね。
☆慰霊碑
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碑は当時の戦闘指揮所地下壕の上に、南の空を望むように立っています。正面の碑銘には、「雲こそわが墓標 落暉よ碑銘を飾れ」とあります。これは阿川弘之の小説「雲の墓標」から取ったもので、「南の海に散る身には、雲こそが墓じるしだ。夕日よ、心あるならこの雲を紅に彩ってくれ」という、出撃を前にした特別攻撃隊員の心境を詠んだものです。
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そしてこの公園の地下には当時の司令部跡が残されています。
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こういうことをして遊ぶところではございません。入口を溶接して封印してやろうかと思いました・・・

地下に入っていくとコンクリート造りの壕が続きます。すいすいさんに撮影をお願いしたのですが何か写るかもしれないと恐怖におののき映像は無しです。実はこの後すいすいさんの後ろで不気味な音がしたそうでやはり出るのでしょうかね?

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 入り口には千羽鶴がこれも慰霊のためでしょう。さて怖がる御仁をなだめて次の目的地へ向かいます。出水を散策するにあたって行ってみたかったツル保護観察センター。

もちろん以前から知っていたわけですがなにせ冬のこの時期に行かないと会えないわけでなかなか行く機会がありませんでした。車だとまず駐車場から心配しないといけないんですが自転車だとその点自由でいいですね。保護センターは鳥インフルエンザを警戒して消毒通路を通らされます。あー建物の写真を忘れてますよ。Webからパクッたものを載せましょう。

出水市ツル観察センターの画像

8日の羽数はこんな感じです。1万羽越えてますよ。ナベヅルが一番多いんですね。

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 展望台からはガラス越しにしか見学できません。直接見たい人は田んぼに降りてきているツルを観るのがいいでしょうね。それにしてもまあいるはいるは。

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保護センターにはツルの剥製や卵の展示もありました。

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バイカル湖の辺りが夏場の住処なんですね。2月には北帰行が始まります。

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この人もご満悦です。

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 もちろん私も、「トモダチ!」

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 しかしまあお客さんの半分は中国韓国の方ですね。

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ツルはやはり飛行形態が美しいですね。結構大きいです。それもそのはず翼の幅は2m以上あります。

お腹が空いたので昼食に行きたいところですがまともな食堂が無いので出水市街地まで我慢ですよ。でもってサツマイモのフライを頂きます。サービスでこぶ茶を頂きました。これがまた旨い。

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保護センターはガラス越しにしか観れませんが田んぼに行けば家族単位でツルを観ることができます。ちょっと臭いますけどね。
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さーてツルも観れたしもう一つのお楽しみに行きましょう。つづく・・・

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