激坂って? [雑感]
福島原発の事故の報道の際にいろいろ問題になった被曝量。CTスキャナーが思いのほか被曝量が多いことに驚いた私です。
★こんな景色も原発で汚染されれば見れなくなってしまう
激坂(げきざか)とは、自転車愛好家を中心に用いられる言葉で、ある程度の訓練を積んでいないと自転車で上り切ることが困難あるいは不可能な坂を指す。明確な基準はないが、ある程度の長さがあって斜度はそこそこのものと、距離は短く斜度が急なものとに大きく分けられる。後者には、乗り方や機材によっては、リヤタイヤがスリップしたりフロントタイヤが浮き上がってしまうような斜度のものもある。舗装・未舗装、一般道路・競技専用コースといった違いは一般に問わない。とあります。明確な基準はなさそうです。
よくヨーロッパのレースなどで出てくる以下のような場所は世界的に名の知れた激坂と言えるんでしょうね。
- ゾンコラン山(イタリア)距離10.5km、平均斜度11.5%、最大斜度22%
- モルティローロ峠(イタリア)距離12.4km、平均斜度10.5%、最大斜度18%
- Scanuppia - Malga Palazzo(イタリア)距離7.5km、平均斜度17.6%、最大斜度45%
- アングリル(スペイン)距離12.5km、平均斜度10.1%、最大斜度24%
まあ平均斜度4~5%でひーこら言ってる私には縁のない話になりますが23日に行く予定の「ツールド南さつま」60kmコース。先日私の会社の同僚のM君が下見に行ったそうです。「路面がゴツゴツしてすごい激坂があります。もう最初聞いてた話と段違いですよ」とM君の感想なんですがルートラボで見るとこんな感じです。確かに7%くらいの坂があるのですが距離は短そうです。 ああでも当日は坂の前ではクリートを外しておいたほうがよさそうですね。
激坂って人それぞれどう感じるかで表現が違ってきますね。通勤で毎日のように坂を登っている、たーちゃんさんやすいすいさんにしてみれば「こんなの坂じゃねえ」というような坂も貧脚の私にとっては「死にそうな激坂」ということがあるわけですね。ただまあ一般的には平均斜度で10%以上最大斜度で15%以上あるような坂を激坂と言うのでしょうかねえ。みなさんの定義は?
ただ私のこれまでの数少ない経験で言うと斜度10%くらいでも200、300mくらいならなんとか頑張れそうです。逆に5%の坂でも20kmも30kmも続くと堪えますね。休憩の回数が増えますが登れないことはないのかな。きつい坂は嫌いなんですがあそこを登ったんですよって自慢するのは好きなんですよね。まあ自己満足の世界ですよね。しかしまあ、モンティローロ峠死にますよね。12kmも続く斜度10%の坂なんて。
ということで、TREK2.5を買って嬉しくて嬉しくて坂ばかり登っている方もいますが私はほどほどに楽しみたいと思います。