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鹿児島弁講座「なんかかる」 [お笑い]

 久しぶりに東京に出張したすいすいさん。六本木の夜に繰り出しています。散々酔っぱらって2次会の会場へタクシーで向かいます。東京へ出張した時は頑張って標準語で話そうとするすいすいさん、無理は行けませんね。

運ちゃん:「お客さん、まだ真っすぐですか?」

すいすい:「そうそう、まっつぐー、そうそこもまっつぐー、でもって次を左にまぎって

運ちゃん:「はあ?まぎるって?」

すいすいさん:「何を言ってるんだい、誰がまぎるなんて言った?曲がるだよ、君の聞き間違いだよ」

無事2次会会場に着いたすいすい氏。調子こいてホステスに大量に飲ませます。

ホステス:「ちょっとー飲み過ぎたみたい。クラクラしてきたわ。」

すいすい:「大丈夫?よかったら僕の方になんかかって。」

ホステス:「なんか買ってって、どうしてこういう状況で私にたかるのよお?」

すいすい:「いや、そんな僕が君にたかるわけがないよ。肩を貸すから寄りかかっていいよって言ったんだけど」

ホステス:「なーんだそうなのお、なんかかってって言うから何か買ってくれって言ってるのかと思ったわー」

すいすい:「そろそろ言い時間だし、赤坂の街を僕とさるきませんか?

(赤坂の街を僕と一緒に歩きませんか?)

いくら標準語で話そう喋ろうとしてもいつの間にか鹿児島弁が出てしまうすいすい氏でした(爆)。


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鹿児島弁講座「ちょっしもた」 [お笑い]

 あるサラリーマン二人組。居酒屋で飲んでお勘定に向かいます。

Aさん:「今日はおいがはろで。たまにはおごっが」

(今日は私が払います。たまにはおごりますよ)

Bさん:「ないごてな?そげなこつせんでもよかたっが」

(どうしてですか?そんなことしなくてもいいんですよ)

Aさん:「よかちよ。まかさんか。」

(いいから。任せなさい)

Bさん:「そーなあ、えーほんなら甘えてみろかい」

(そーですか、それならお言葉に甘えてみましょうかねえ)

Aさん:「あらあ?ちょっしもた、財布がねがよお。どけやったどかい?」

(あれ?何とまあ俺としたことが財布が無いよ。どこに置いたかな?)

Bさん:「なあ?財布がなかちな?うんにゃ、こいやもうばったいじゃ、そげなこっち」

(なに?財布が無い?ありゃあ、これはまた参った、そんなことって)

皆さん、こういうことにならないように、今一度ご確認を(爆)


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笑いの効用 [お笑い]

 落語界の巨星、異端児、立川談志師匠が亡くなりましたね。食道がんから咽頭がんを発症して大変だったと思いますがご冥福をお祈りいたします。万人受けするタイプではなかったので好き嫌いは分かれるところでしょうが個性的であったことは間違いありません。食道がんの記者会見で横に医者を座らせて目の前でタバコをスパスパ吸っているシーンが今日もVTRで流れていました。懐かしいですね。

立川談志プレミアム・ベスト落語CD-BOX(芸歴50周年記念)

 

 次のノーベル賞の呼び声高い細胞再生技術の山中教授。この教授と遜色ない活躍でやはり常に受賞候補に挙がっていると言われる筑波大学 村上和雄教授。遺伝子研究の第一人者でありますがこの方のお話が実に面白い。もうずいぶん昔になりますが糖尿病の血糖値と笑いの関係を話されていました。簡単に言うとお笑い(落語や漫才、漫談など)を視聴することで血糖値を下げる効果があるらしいです。

 人の遺伝子は約22000個らしいのですが

普通のおじさんの遺伝子とノーベル賞受賞者の遺伝子の比較
1000個に1個くらい違う
・その中で意味のある違いは10000個に1くらい⇒誤差範囲
ああそうそう、人間とハエの遺伝子も最後の数個がちょっと違うだけで殆ど一緒って
残念ながら我々の遺伝子のスイッチは殆どオフになっているそうです。これをオンすることが出来れば自分なりの花を見事に咲かせることが出来るはずです。
村上先生は高血圧の研究で今から50年ほど前、原因酵素のレニンを牛の脳下垂体から抽出する研究をやっていたそうですが35000頭の牛からわずか0.5mgしか採れないそうです。
それでは埒が明かないということでヒトのレニンを大腸菌から作るというアイデアが出てくるわけですがそれをやるにはヒトのゲノムを解読しなければ出来ません。当時トップを走っていたパスツール研究所から言われたそうです。「お前のところのスタッフでは到底ヒトの遺伝子は読めない、サルに代われ!」意気消沈してパリの酒場で呑んだくれていた村上教授に京都大学の遺伝子工学のトップランナーだったある先生がたまたま同じ酒場で出会いこういったそうです。「99%読めても残りの1%読むところでよく躓くんだ。諦めずにやろうよ」この一言で村上先生の遺伝子がオンしちゃったんでしょうね。とうとうパスツール研究所を追い越して作っちゃったそうですよ。
こういう科学の世界でよく言われるのが二面性の話。つまり・・・
昼の科学:教科書に書いてある内容、客観的な世界
夜の科学:主観の世界、直感、感性の世界
江崎玲於奈博士の言葉に「偉大な発見の芽は全てナイトサイエンスからだ」というのがあります。
ヒトの遺伝子・・・大百科事典3000冊分、30億ペアの化学記号が2000億分の1gの小さなものに書かれている。しかもそれを間違いなく動作させている。もちろんオヤジチャリダーにも!すごいことですよね。
地球の人口:70億人
ヒトの細胞:60兆個(体重60kgとして)
バイオテクノロジーの進歩で大腸菌の中でインシュリンを合成できるようになりました。でもまだ大腸菌そのものを合成することは出来ないんですね。大自然の偉大さや命の不思議さに出会って感動したときに我々の遺伝子はオンするようです。Something Grate.何かわからないけれどもこの世の中には偉大な何かが存在する。自転車で坂を上り雄大な景色を眺めるときにも同じように遺伝子がオンしていると思われます。SomethingGrateが語りかけるんでしょうね。

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マサカあの人がねえ [お笑い]

 昔、会社からの帰り車の中で聞いていた赤坂泰彦のミリオンナイツ。珍しい曲をかけてくれるコーナーがあってその中で耳に残っているこの曲「尾崎家の祖母(おざきんちのばばあ)」。きっと聞いたこともある方がいらっしゃると思います。

この歌を歌っているのはまりちゃんズ。彼らのメンバー名はその曲とは裏腹に殆ど知られていなかったが藤岡孝章、尾崎純也、藤巻直哉の3名。そうあの崖の上のポニョの藤岡藤巻さんですよ。いやー知らんかった。びっくりです。まりちゃんズ=藤岡藤巻とは。しかもこのおざきんちのばばあ、ギターはあのCharですからね。下積み時代の仕事らしくこの話をするとCharはものすごく嫌がるそうです。

なんだろうなあ、こういうB級なナンセンスソング好きなんですよねえ。


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久しぶりの綾小路きみまろ [お笑い]

 私はお笑いが大好きだ。中でもとりわけ桂三枝、桂文珍、三遊亭歌之助、綾小路きみまろがお気に入りであります。実際ライブで観たのは歌之介と小朝くらいなんですがCDやDVDで視聴することが殆どです。三枝や文珍は当たり外れがありません。どの話もそれなりに面白くさすがは各賞を総なめにしているだけの実力者です。問題は歌之介ときみまろでしょう。先日も出張の帰り羽田から鹿児島行のANA機内で熱があるような赤い顔で必死の形相でネタ帳とにらめっこしている歌之介さんを目撃しました。私も以前は出張が多かったのでたびたび機内で顔を合わすことが多かったのですがあまり愛想よくないです。せっかく落語は面白いのに地元に帰るときくらいはもう少し愛想よくしてもらいたいですね。一方のきみまろさん、先日羽田空港のカウンター付近ですれ違いました。笑顔の会釈で大変気持ちがよろしい。彼も今やジャニーズよりもチケットの入手が困難と言われる人気者ですが愛想は良くしとかないといけないですね。

 さてそんなことはどうでもよくて、久しぶりに綾小路きみまろのCDを買ってみました。

爆笑スーパーライブ第4!~拝啓 中高年&予備軍の皆様へ~

爆笑スーパーライブ第4集!~拝啓 中高年&予備軍の皆様へ~

ちょっともう駄目ですね。ネタが焼き直しが多いし新鮮味に欠けます。このままではそのうち消えてしまうでしょう。やっぱり芸人は日々精進で新しいネタ新しいスタイルを模索し続けていかないといけないと思うのです。CMやバラエティーもいいんですがやはりネタですよね。もう一度原点に返ってネタの面白さを求めて欲しいと思います。以前あった貪欲さに欠けてがっかりしたCDでした。


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