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意志力って何? [本]

 今、巷で評判の「スタンフォードの自分を変える教室」(ケニー・マクゴニガル著)を読みました。結構美人でまだ若い女性の先生なんですがよく整理されています。

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一応アマゾンから抜粋した本の説明文を掲載しときますね。
 

■世界15ヶ国刊行!
受講者の97%に影響を与えた「奇跡の授業」

心理学、神経科学から経済学まで最新の科学的成果を盛り込み、
斬新な講義を展開、スタンフォード大学で最も優秀な教員に贈られる
ウォルター・J・ゴア賞をはじめ数々の賞を受賞。

『ニューヨークタイムズ』『タイム』『USAトゥデイ』
『ボストングローブ』『USニューズ&ワールドレポート』他、
全米主要メディアで軒並み取り上げられ、
無数の賞賛を受けた世界的ベストセラー、
ついに日本解禁!

■「一度きりの人生が最高の人生に変わる講義」

・脳は1つでも自分は2人いる
・呼吸を遅らせれば自制心を発揮できる
・食べ物で『意志力の保有量』が変わる
・体にリラクゼーション反応を起こす
・自制心は筋肉のように鍛えられる
・「望む力」をつくりだす
・やる力とドーパミンを結びつける
・手軽な快楽の経済学
・「割引率」が10年後の成功を決める
・「他人の欲求」が自分に感染する
・「あなた2・0」に会う

これまで抽象的な概念として見られていた
「意志」の力についての考え方を根本的に変え、
実際の「行動」に大きな影響を与えてくれる本書、
目標を持つすべての人に読んでもらいたい一冊である。

 実はこの本を読もうと思ったきっかけは、私の仕事仲間に非常に意志力の強い方がいます。やると決めたら必ずやるし妥協しない。あそこまで自分に厳しくなれるから他人にも厳しくなるんだろうなあと思ってしまえるような人。で、軟弱な私としてはどうして彼があのように意志が強い人間なのか?なぜ自分は意志が弱いのか?を少し科学的に知りたくてこういう本を探していました。中身はですね、どれも当たり前じゃんと言うような内容なのですが改めて突きつけられると納得感があります。例えばですねえ、毎日ローラー台に乗ろうと決心しますよね。で毎日乗っているところを誰かから「すごいですねえ、偉いですねえ」と褒められたとしましょう。そうすると人間の脳はこんだけ頑張って体にいいことしたんだから少しくらい休んでもいいよねってサボる方向に意志が働くものらしいです。それが普通の脳みそらしいです(笑)。ところがですね、「どうやってそういう風に継続しているんですか?」って聞かれるとその理由を考えもっと頑張ろうと思うらしいのですよ。人間の脳って本当おもしろいですよね。なので勉強を頑張っているお子さんに「よく頑張ってるねえ」などと決して声をかけてはいけません。言うならば「どうやってそんな辛いことを継続できるんだい?」って聞いてあげましょう。更に頑張ること間違いないです。だから坂を登っているときに「凄いですねえ、偉いでんなあ」などと褒めてはいけません。「なんでこんな辛いことやってられるの?」って言ってあげましょう。ねー、坂大好き変態さん達よ(笑)。

彼女の講義風景がYoutubeにありましたので載せておきます。日本の大学の先生もこれくらい魅力的に授業をやってくれると学生も自主的に伸びていくこと間違いないですけどねえ。興味をもたれた方は是非一読を。


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