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墓参り [お家のこと]

 20日日曜日、今日は義父の命日。天気もよく晴れ男だった義父の命日にふさわしい。鹿児島は全国でも有数の貧乏県ですがお墓用の生花の消費量は日本一です。いかに鹿児島の県民が墓参りを頻繁に行いしかも生花を欠かさないというのがお分かりでしょう。うちも毎月行きますがマメなところは毎週あるいは2日に一度くらいの割合で行ってますからねえ。西南戦争の戦死者が多いことが影響しているという話もありますが実際どうなんでしょうね。日本最大の内戦がたかだか136年前にこの九州で起こっていたなんてとても信じられないですよね。でも事実なんですよ。政府軍の上層部も鹿児島県人なら薩摩軍も鹿児島県人。同郷の知り合い同士で殺し合いが起こったのであります。みんなそれぞれに信義があって戦ったのですけどねえ。なんともやるせない気持ちにさせられるのは私だけでしょうか?

 この西南戦争、地元の鹿児島県民でさえもまともにその歴史を教えられていないんですよね。日本の歴史教育ってどうしてこうも貧弱なんでしょうね。勝者の書き換えた歴史ではなくて本当の真実を知りたいと思う人は多いと思いますよ。まあ一生をかけて自分で調べて行くしかなさそうですけどね。

 今日のように御先祖の墓前に手を合わせるたびに今の日本の状況を俯瞰してみます。西南の役後の日本の成長は目覚ましいものがありましたが大事な部分もだいぶ失ってしまったような記事をよく読みますが、実は昔も謀略政略は年がら年中あって歴史に残っている史実が事実かどうかはわからないですね。勝者に都合のいいことしか書いてないですから。三国志にしてもヨーロッパの歴史にしてもみんなそうなんでしょうね。歴史家はどうやって真実を調べるんでしょうね?


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