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トンネル崩落事故に思う [雑感]

 先日、中央道でトンネル内の天井が崩落する事故が発生しました。現在わかっているだけでも死者が9人と大惨事になっています。高速道路のトンネルの構造がこういうふうになっているとは思ってもみませんでしたがまるで東北震災の時の体育館の天井崩落を思い出させます。似たような構造のものは他にはないのでしょうか?トンネルだけではなくて体育館の天井だけではなくて。軽いものが降ってくるならまだ被害も少ないでしょうが今回も1枚1トンもするコンクリート片。そんなものが10mも上から降ってきたらたまったものではありません。検査も最近したばかりということでしたが検査基準からして甘かったのでしょうね。亡くなった方は本当にお気の毒です。心からご冥福をお祈りいたします。

 さて毎回こういう事故が起こるたびに安全基準の見直しが叫ばれるのですが、後からどう見直しても亡くなった方は帰ってきません。最初にきちんとルールを決めなければいけないこととコスト削減による経費の見直しは要注意です。航空会社などでも同じですがともすれば効率主義に走り安全面が疎かになりがちです。安全にかけるコストは税金を使ってでも確保しなければならない問題かと思います。もちろん無駄があってはいけませんが無理や斑はなくさなければいけませんね。

 今回まだ詳細の原因がわかっていませんが、こういうことを二度と繰り返さないように予算組みも含め考え直して欲しいと思います。


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