高山流鏑馬まつり、これは凄かった [風景]
8月21日は高山流鏑馬まつりに行ってきました。以前風さんから教えていただいて流鏑馬というものを初めて生で観てきました。とにかくすごいです。目の前で神馬が走る姿は神々しく迫力もありもう全てが圧倒されますね。もっと若い頃に見ておくべきでした。
会場は肝属川河川敷をメイン会場に風さんの事務所近く。とにかくもの凄い人出でした。高山町の人口が100倍くらいに膨れているんじゃないでしょうかね。メイン会場では歌謡ショーをやっておりました。
流鏑馬の町なだけあってそこいらじゅう流鏑馬の関連のものが。いいですねえ、こういうの大好きです。
流鏑馬の本番は午後2時からなんですがその前に神社では神馬になるための儀式があったようですね。儀式を終えた本日の主役に偶然遭遇出来ました。凛々しいですねえ。全国であちこちこの流鏑馬を行うところはあるようですが、未成年者の射手を乗せて毎年射手を変更しているところはここ高山の流鏑馬だけだそうです。ローカルTV局の特集番組で毎年練習風景から放送されるこの流鏑馬。僅か40日でそれまで馬に乗ったこともない14歳の少年を流鏑馬の射手に育成するそうですよ。その訓練たるやもの凄いものがありますね。
午後2時になると着々と準備が整い、いよいよ始まります。ロードミラーなども馬を驚かすということでこのようにカバーをつけます。
3回挑戦して3本づつ9本の矢を射るのですが何と8本命中。素晴らしいです。目の前を駆け抜けていく迫力とあまりの神々しさに涙が出ます。これは感動しますね。戦国時代は正にこれくらいの年代の若武者が実際に合戦に出向いて行ったのですよね。同年代の子供たちにも見せてあげたいですね。彼はこの40日間11回の落馬があったそうですが親御さんもそれはそれは心配なされたことでしょうね。かなりのスピードで目の前を駆け抜けるので写真に収めるのに一苦労しました。
こういう神事は伝統を守る方たちがいて維持されています。高山中学の2年生は毎年伝統で誰かが受け継ぐわけですね。帰り道、原宿の歩行者天国並みに混みあう道路には何故か内之浦のゆるキャラもいましたよ(笑)。
まだ一度も流鏑馬を見たことのない方、また高山の流鏑馬はここだけのものを受け継いでいます。是非一度その目でご覧になってください。