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加齢臭? [雑感]

 元来体臭の薄い自分はあまり汗臭いとか、腋臭とかは無縁のことだと思っていましたが寄る年波には勝てません。とうとう臭うようになってしまいました(笑)。人はこれを加齢臭とかいいます。決して北九州の黄色い風のようにカレーやカレーパンを食いすぎて毛穴からカレーの臭いがするというものではありません。なんでしょうねえ、昔上司から聴いた話ではカブトムシのお腹のような臭いがするとか(どんなんでしょうねえ)。

 Wikipediaによれば・・・2000年12月11日に、資生堂リサーチセンターの土師信一郎博士らにより、高齢者の体臭の原因の一つが2-ノネナール (C9H16O) であることが発見された。「加齢臭」という言葉は、土師らにより「加齢により体臭も変化する」という概念を示す言葉として命名された。 この体臭成分は青臭さと脂臭さを併せ持つ。加齢臭は男性のみの症状との誤解も多いが、元々は臭いや体臭に敏感な女性向け商品開発の研究のために発見された物質の一つである。主に男性40歳代以降、女性では主に閉経後に増加傾向が見られる。加齢とともに増加しノネナール発生の原因となる物質の一つは、9-ヘキサデセン酸である。9-ヘキサデセン酸には臭いはないが、分解されるとノネナールを生成するため、分解した9-ヘキサデセン酸は、蝋燭(ろうそく)・チーズ・古本のような臭いがする。2-ノネナールはアルデヒド類であるため、アルコールから生成されたアルデヒドも2-ノネナールの原料となっている。喫煙者の場合、非喫煙者に比べて悪臭が強くなる傾向があるがこのメカニズムについてはまだ解明されていない。ノネナールの抑制には、ノネナールの基質となるアルコールフェノール類、アルデヒド類、脂肪酸を減少させることが重要である。9-ヘキサデセン酸の分解の抑制 には酸化還元剤と抗菌剤が有効である。加齢臭自体は機能性香料またはミョウバン溶液である程度抑えることができる。さらにライオンが男性特有の体臭について消臭剤の研究目的で20代後半から30代の特有のニオイについて研究を行ったところによると、2-ノネナール臭とは異なる、ペラルゴン酸 (C9H18O2) を原因とする加齢に伴う臭いがあるとのことである。この物質は主に30代から増加するという結果報告もあり、今後のさらなる研究が待たれる。   一般的に男性は汗や皮脂などの老廃物の分泌が女性に比べて多く、体臭もそれに伴い強いものとなる。男性ホルモンが皮脂腺の発達を促すために、皮脂が大量に分泌されるためである。 

 ということらしいのです。

 若い人でも体臭の強い人は大勢いますが私の場合は加齢のせいですね。若いときは無臭でしたから。人間も動物なので本来自分の臭いは感じないように脳でキャンセルする働きがあるそうですよ。そうしないと他の動物の臭いを検出できなくて襲われてしまうからだそうですが。そのため臭いを発している本人にはあまり自分の臭いは感じないように出来ているらしいのです。そのため体臭、口臭ともに臭い本人には感じられないという悲劇が起こるのですねえ。

 ということで年をとったらエチケットとしていい匂いのするコロンをすり込む様にしないといけませんな。臭いオッサンは嫌われます。自転車ですれ違うとふわーっと石鹸の匂いのするオッサンになろう!!


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