2012 クープ・デュ・モンド・ド・ラ・ブーランジュリー [雑感]
どんな仕事にもワールドカップ的なものはありますが、これはパンのワールドカップ。パンにもワールドカップがあるんですね。3月10日にフランで行われたこの大会。やりますねえ、日本チーム。
2012 クープ・デュ・モンド 優勝おめでとうございます。
Wikipediaによると1991年、フランスのMOFが中心となって設立された手作りパン振興会が主催するベーカリーのワールドカップで、1992年から始まったらしいですね。開催は、3年に1度(96年大会までは2年に1度)で、開催地はフランス。世界から12カ国(96年大会までは9カ国)の3人で構成される選手団を集め、与えられたブースと限られた材料の中で、規定の品目を8時間以内に仕上げ、その技術・スピード・芸術性を競うというものです。フランス開催なのでどうしても地元が有利なのですが日本チーム頑張りました。材料や機材もフランスのものを使わねばならずいろいろ困難はあったようですが見事難関を乗り越えての優勝です。素晴らしいですね。
この3人がアジア代表日本代表として闘いました。
長田 有起 (神戸屋レストラン)
佐々木 卓也 (ポンパドウル)
畑仲 尉夫 (神戸屋レストラン)
彼らが闘ったステージは以下の4つ。
- 1. バゲットと特別なパン(パン・ド・カンパーニュやフランスパンなど)
- 2. ヴィエノワズリー(クロワッサンやデニッシュ、ブリオッシュなど)
- 3. パン・サレ(調理パン類)
- 4. 飾りパン
出来上がった作品をTVで観たのですが素晴らしい日本的な作品でした。
フランスは日本人のこういう細やかな芸術性を認めてくれる数少ない国ですよね。
神戸屋レストランは首都圏と関西圏、名古屋に店舗があるようですね。
行ってみたいですねえ、どんな味なんでしょう?世界一のパンの名前で売っているみたいですよ。
tac-phenさんとかいつでも行けるんじゃないですか?パンハンターの名にかけてレポしてみてください。