どこを目指しているの？

　数千円のママチャリしか知らない人からみれば馬鹿高いロードバイクに乗り休日にはピチピチハデハデもっこりジャージ＆レーパンに身を包み片道５０ｋｍ以上の道のりをニヤニヤしながら走っているサイクリスト。休みの前日はルートラボを何度も書き直しこれまたニヤニヤしながら妄想に耽るさまは普通の人から見れば十分異常なんでしょうね。私のようないい加減なサイクリストでも最近は「一体全体○○さんはどこを目指しているのですか？」ってよく聞かれます。家でもツールドフランスやジャパンカップのプロの走りに見とれTVにかじりついていると家族から「今更何になりたいの？」とよく言われます。そう確かに今更プロになれるわけもなくまたそのような才能があるわけでもないのですが、憧れといいましょうかやっぱり目がいきますよね。まあ家族は私の怪我が心配のようですが。くれぐれも落車しないように注意したいものです。

 

 

　元々健康のためメタボ対策のため自転車を始めたわけですが、だんだんその目的は多様に広がってきているわけです。もちろん第一目的は健康なのですが、最近は人的交流も大きな目的になりつつあります。関西や関東、北九まで交流の波は留まるところを知りません。まあそれもこれも楽しいから拡大していっている訳で楽しくなければすぐに終わっていますよね。もうあと10年もしないうちに会社ともおさらばすることになるでしょう。いずれ訪れる定年ですが人生は実はそこからが長いのですよね。会社を辞めたとたんにやることがなくなって友達もいなくなって家に閉じ篭りがちなんて人も多いのです。ところがこういう自転車のような趣味に目覚めたオヤジは定年と同時に自由に解き放たれて世界中あちこちに出没したくなるわけですよ。先月はシカゴでトレイル、今月はインドネシアでヒルクライムなーんてことも可能なんですよねえ。日本国内もまだまだ行ってない所だらけですからねえ、楽しみです。元気であることが条件ですがこのまま自転車生活を続けていけばそれも可能でしょう。

　私よりも一足お先に定年を迎えられるtanさん。どういう構想をお持ちでしょうか？今度ゆっくりお聞かせ願いましょうか。